こんにちは、コマルです。「ホームページはあるのに、そこから問い合わせがほとんど来ない」——これは、とても多いお悩みです。お金をかけて作ったのに反応がないと、「作った意味あったのかな」と落ち込んでしまいますよね。でも多くの場合、原因ははっきりしていて、直せます。今日は、訪問から問い合わせまでの"どこで人が離れているか"を、物知り猫のタイガーと、うまくいかず落ち込み気味のマルが、順番に見ていきます。
「作った」と「問い合わせが増える」は、別の話

マル
ねえタイガー、せっかくホームページを作ったのに、ぜんぜん問い合わせが来ないんだ……。作り方が悪かったのかな。

タイガー
落ち込まなくて大丈夫。まず知ってほしいのは、「ホームページを作る」ことと「問い合わせが増える」ことは、別の話だってこと。作ればお客さんが来る、なら苦労はないんだ。

マル
えっ、作っただけじゃダメなの?

タイガー
問い合わせが来るまでには、いくつもの関所があってね。見つけてもらう → 自分向けだと気づく → 中身が伝わる → 信用できると思う → 連絡する。この一本道のどこかで人が離れると、問い合わせはゼロになる。だから「どこで離れているか」を突き止めれば、直せるんだ。
図1訪問から問い合わせまでの一本道。どの段でも人は離れる。問い合わせが来ないときは「どこの漏れが大きいか」を見きわめるのが先。

マル
じゃあ、その関所を1つずつ見ていけばいいんだね。

タイガー
そういうこと。よくある"漏れ"を5つ挙げるから、自分のサイトと照らし合わせてみよう。
ここまでのまとめ
- 「作る」と「問い合わせが増える」は別の問題
- 訪問→気づく→伝わる→信用→連絡、のどこかで離れるとゼロになる
- 「どこの漏れが大きいか」を突き止めれば直せる
理由①:そもそも、見られていない

マル
最初の関所は「見つけてもらう」だよね。

タイガー
そう。いちばん多いのが、そもそも訪問数が少なすぎるケース。どんなにいいサイトでも、月に数人しか来ていなければ、問い合わせはほぼ出ない。この場合、サイトの中身を直す前に、まず見つけてもらう手を打つのが先だ。

マル
見つけてもらうって、どうやるの?

タイガー
検索で見つかるようにする(SEO)、地図で見つかるようにする(MEO)、SNSや広告で知ってもらう——このあたり。ここは話が長くなるから、別の記事にゆずるよ。大事なのは「訪問が少ないのか、訪問はあるのに問い合わせが出ないのか」を先に切り分けることだ。
ここまでのまとめ
- 問い合わせが出ない最多の原因は「そもそも訪問数が少ない」
- この場合、中身より先に「見つけてもらう」手(SEO・MEO・SNS・広告)を打つ
- まず「訪問が少ない」か「訪問はあるのに出ない」かを切り分ける
理由②:誰向けのサイトか、一目で分からない

マル
訪問はある場合の話に移ろう。次の関所は?

タイガー
開いた瞬間の3秒だね。人はサイトを開いて数秒で「これは自分に関係あるか」を判断して、違うと思ったらすぐ閉じる。だから、いちばん上に見える部分(ファーストビュー)で、「誰の、どんな困りごとを解決する会社か」が一目で分からないと、そこで離れてしまう。

マル
うちのサイト、トップに会社名と綺麗な写真しかないかも……。

タイガー
それだと、初めて来た人には何屋さんか伝わらないんだ。「〇〇でお困りの△△な方へ」みたいに、相手と提供価値を言葉で書く。写真より、まずこの一言が効くよ。
ここまでのまとめ
- 勝負は開いてからの数秒(ファーストビュー)
- 「誰の・どんな困りごとを解決するか」が一目で分からないと離脱
- 綺麗な写真より、相手と提供価値を"言葉"で書く
理由③:何ができる会社か、伝わらない

マル
3つ目は?

タイガー
読み進めてもらえても、具体的に何をしてくれるのか、他とどう違うのかが伝わらないと、決め手を欠く。「丁寧な対応」「高品質」だけだと、どの会社も同じことを言っているから、選ぶ理由にならないんだ。

マル
どうすれば伝わるの?

タイガー
ざっくりした言葉を、具体に置き換えること。「安心の対応」じゃなくて「◯時間以内に返信します」、「豊富な実績」じゃなくて「地域で◯件」。数字や固有名詞が入ると、急に信じられるようになる。抽象的なほめ言葉ほど、読み飛ばされるんだ。
ここまでのまとめ
- 「何ができるか・他とどう違うか」が曖昧だと選ぶ理由にならない
- 「丁寧」「高品質」だけでは、どの会社とも区別がつかない
- 主張(強み)には証拠(数字・具体例)を必ずそえる
理由④:問い合わせ方法が、分かりにくい・面倒

マル
中身に納得してもらえたら、あとは連絡してもらうだけだね。

タイガー
ところが、ここで最後の漏れが起きる。問い合わせ先が見つけにくい、フォームの入力項目が多すぎる、スマホで押しにくい——こういう小さな面倒で、せっかくその気になった人が離れてしまうんだ。

マル
あと一歩なのに、もったいない……!

タイガー
だから、「問い合わせる」ボタンをどのページからも押せるようにする、フォームの項目は必要最小限にする、電話番号はすぐ見えて押せる状態にする。それと、いきなり「契約」だとハードルが高いから、「まず無料で相談」みたいな軽い入口を用意すると、ぐっと連絡しやすくなるよ。
ここまでのまとめ
- 中身に納得しても、連絡の"面倒"で最後の離脱が起きる
- 問い合わせボタンはどのページからも/フォーム項目は最小限/スマホで押しやすく
- いきなり契約ではなく「まず無料相談」など軽い入口を用意する
理由⑤:信用できるか、不安が残る

マル
最後の5つ目は?

タイガー
全部そろっていても、「この会社、本当に大丈夫かな」という不安が残ると、人は連絡をためらう。とくに初めての相手には、この壁が高いんだ。

マル
不安をやわらげるには?

タイガー
実在と人となりが見えることが効く。会社の所在地や連絡先がちゃんと載っている、誰がやっているか(顔や名前、想い)が分かる、お客さんの声や事例がある。派手なことは要らない。「ちゃんとした人が、ちゃんとやっている」と伝わるだけで、不安はずいぶん減るんだ。

マル
見られて、気づいて、伝わって、連絡しやすくて、信用できる。この5つがそろえばいいんだね!
ここまでのまとめ
- 最後の壁は「本当に大丈夫か」という信用の不安
- 所在地・連絡先の明記、やっている人が見える、お客さんの声・事例が効く
- 派手さより「ちゃんとした人がちゃんとやっている」が伝わること
どこから直す? 自己診断チェックシート

マル
5つ全部を一気に直すのは大変そう……。どこからやればいい?

タイガー
全部を同時にやらなくていい。まず、訪問数を確かめる。月にほとんど人が来ていないなら、中身をいくらいじっても問い合わせは増えないから、①の「見つけてもらう」から。逆に、そこそこ訪問はあるのに問い合わせがゼロなら、②〜⑤のどこかで漏れている。下のチェックで、当てはまるところから手をつけよう。
①そもそも十分な訪問数があるか(月に一定数の人が来ているか)はいいいえ
②開いた数秒で「誰の・どんな困りごとを解決する会社か」が分かるかはいいいえ
③強みに数字や具体例(証拠)がそえられているかはいいいえ
④問い合わせボタンが目立ち、フォームが短く、スマホで押しやすいかはいいいえ
⑤所在地・連絡先・やっている人・お客さんの声が見えるかはいいいえ
「いいえ」が付いた項目が、あなたのサイトの"漏れ"。まず①を確かめ、上から順に見直す。
図2問い合わせが増えないときの自己診断。「いいえ」が付いた項目が、あなたのサイトの「漏れ」。訪問数を確かめてから、上から順に見直す。
ここまでのまとめ
- まず訪問数を確認。少なければ①(見つけてもらう)から
- 訪問はあるのに問い合わせが出ないなら②〜⑤のどこかが漏れている
- 全部を一度にやらず、「いいえ」が付いた漏れから直す
まとめ:問い合わせは「作る」ではなく「通す」もの
ホームページから問い合わせが来ないのは、多くの場合、才能やセンスの問題ではありません。訪問→気づく→伝わる→信用→連絡という一本道の、どこかに"漏れ"があるだけです。
その漏れは、5か所のどれかにたいてい当てはまります。①見つけてもらえているか、②誰向けか一目で分かるか、③何ができるか伝わるか、④連絡しやすいか、⑤信用できるか。まず訪問数を確かめて、当てはまる漏れから、一つずつふさいでいく。それだけで、同じサイトでも反応は変わってきます。
「見つけてもらう」ための最初の一歩は中小企業のWeb集客はじめの一歩、検索対策はSEOって結局何をすればいい?、地域のお店ならMEO対策とは?、そもそもサイトが必要かはホームページがない会社は損してる?、費用を抑えた作り方はAIでホームページは作れる?にまとめています。Comaruの制作・改善の考え方はサービス一覧をどうぞ。
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この記事は、みなさんの“困る”を解決する猫の手「コマル」がお届けしました。 「うちの場合はどうなる?」は 30分無料相談 でどうぞ。