こんにちは、コマルです。前回、採択率の記事で「採択率は自分で動かせないけれど、加点は動かせる」という話をしました。
じゃあ、その加点には何があるのか。公募要領には15項目がずらっと並んでいます。全部読んで、お金をかけずに今から取れるものと、そうでないものに仕分けました。物知り猫のタイガーと好奇心旺盛なマルが案内します。
この記事は2026年7月19日時点の通常枠 公募要領にもとづいています。加点項目は公募回によって追加・改訂されるため、申請前に必ず公式サイトで最新の要領をご確認ください。
加点は「答えが公開されている」部分

マル

タイガー

マル

タイガー

マル

タイガー
ここまでのまとめ
- 通常枠の加点項目は15項目(公募要領 3-3(2)①)
- 審査内容・不採択理由は非開示だが、加点の条件だけは公開されている
- 全部やる必要はない。今から取れるものだけを拾う
お金をかけずに、今から取れるもの
まず、費用がかからず、申請前の作業だけで取れるものから。

マル

タイガー

マル

タイガー

マル

タイガー

マル

タイガー

マル

タイガー
ここまでのまとめ
- 省力化ナビ:診断してPDFをダウンロード。申請に使うgBizIDプライムを入力し、交付申請締切日までに完了させる
- IT戦略ナビwith:交付申請前に実施し、IT戦略マップをPDFで添付。gBizIDプライムの入力も必要
- 成長加速マッチングサービス:会員登録+挑戦課題の登録。ステータスが「掲載中」でないと加点されない
- いずれも費用はかからず、順番(申請前・締切前)を守ることが条件
導入するツールの選び方で取れるもの
次は、何を導入するかで決まるものです。

マル

タイガー

マル

タイガー

マル

タイガー
ここまでのまとめ
- ツール選択で決まる加点:クラウド製品/サイバーセキュリティお助け隊サービス/インボイス制度対応製品
- ただし加点目当てのツール選定は逆効果。審査では課題とツールのマッチが見られる
- 課題に合うツールを先に決め、その中で加点が付くものを選ぶ
面談で取れるもの、認定が要るもの

マル

タイガー

マル

タイガー

マル

タイガー

マル
- ・省力化ナビ
- ・IT戦略ナビwith
- ・成長加速マッチングサービス
- ・クラウド製品
- ・サイバーセキュリティお助け隊サービス
- ・インボイス制度対応製品
- ・健康経営優良法人2026
- ・えるぼし
- ・くるみん
- ・賃上げ計画 5)〜8)
- ・最低賃金に関する加点 14)15)
ここまでのまとめ
- デジタル化セカンドオピニオン:面談を完了させてから交付申請を出す(通常枠・第3回公募から)
- 健康経営優良法人2026/えるぼし/くるみんは、認定に時間がかかり直前では間に合わない
- ただし一度取れば次回以降も効く。補助金抜きでも価値のある認定として考える
賃上げは加点だが、慎重に
残りは賃金に関する項目です。ここだけは性質が違います。

マル

タイガー

マル

タイガー

マル

タイガー
ここまでのまとめ
- 15項目のうち5)〜8)と14)15)が賃金に関するもの
- 他の加点と違い、3年間の事業計画の策定と実行を伴う
- 未達の場合、以降18カ月間は中小企業庁所管の他補助金でも大幅に減点される
- 「取れるから取る」ではなく、達成可能かを財務と照らして判断する
まとめ:締切から逆算して、拾えるものを拾う
加点15項目のうち、今日から動いて締切前に取れるのは、省力化ナビ・IT戦略ナビwith・成長加速マッチングサービスの3つ。いずれも費用はかからず、必要なのは時間だけです。
ただし3つとも「交付申請より前に」「締切日までに」という時間の条件がついています。申請書を書き終えてから思い出しても間に合いません。準備の最初にまとめて済ませてしまうのが確実です。
そして賃上げの加点は、数が多いぶん魅力的に見えますが、性質がまったく違います。ここは別途じっくり考えてください。
申請前の準備手順はgBizID・SECURITY ACTIONの最短ルートに、採択率の実態は46.3%は本当?枠ごとに確かめたに、個人事業主の必要書類は個人事業主も補助金は使えるにまとめています。
30分無料相談では、「うちが今から取れる加点はどれか」を一緒に洗い出せます。締切が近くて焦っている方も、お気軽にどうぞ。
この記事は「デジタル化・AI導入補助金2026」の論点のひとつです。制度の全体像と申請までの流れは完全ガイドにまとめています。
参考(一次情報):通常枠 公募要領(PDF)/デジタル化・AI導入補助金2026 公式サイト
本文で引用した条文の所在:加点15項目・各項目の条件(省力化ナビの締切日要件、成長加速マッチングサービスの「掲載中」要件、IT戦略ナビwithのgBizID入力要件、デジタル化セカンドオピニオン)=通常枠 公募要領「3-3(2)① 加点項目について」。加点未達時の18カ月間の減点=同「【補足4】加点を受けたにも関わらず、加点要件を達成できなかった場合」。審査項目=同「3-3(2) 加点項目及び減点項目の審査」。
この記事は、みなさんの“困る”を解決する猫の手「コマル」がお届けしました。 「うちの場合はどうなる?」は 30分無料相談 でどうぞ。
