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ChatGPT活用支援は何をしてくれる?外部に頼む線引き

こんにちは、コマルです。「ChatGPT活用支援」「AI導入支援」といったサービスをよく見かけるようになりました。ただ、同じ名前でも中身がかなり違います。研修だけのところもあれば、実際に手を動かすところもある。

依頼する側からすると、これは判断しづらい状態です。今日は、支援の中身を4つに分けて整理し、外に頼んでいい部分と、社内に残すべき部分の線引きを書きます。物知り猫のタイガーと好奇心旺盛なマルにも登場してもらいます。

マル

「AI活用支援」って、結局なにをしてくれるの?教えてくれるってこと?

タイガー

それが会社によって全然違うんだ。まずそこを分けないと、頼んだあとに「思ってたのと違う」になる。4つに分けてみようか。

1. 支援の中身は、だいたい4種類

研修型やること:使い方を教える残るもの:受講した人の理解
伴走型やること:一緒に試し、型を作る残るもの:社内で回る進め方
構築型やること:仕組みを作って渡す残るもの:動くもの
運用代行型やること:代わりに回す残るもの:日々の成果物(社内には残らない)

同じ「AI活用支援」でも、手を動かす範囲と金額の桁が違います。 見分ける質問は「成果物として何が残りますか」です。

1AI活用支援でよくある4つの型。同じ名前でも、実際に手を動かす範囲が違う。

マル

研修と運用代行だと、まるで別のサービスだね。

タイガー

そうなんだ。しかも値段の桁も違う。だから「AI活用支援いくらですか」という聞き方だと、答えようがない。先に「どの型がほしいのか」を決めるほうが早いんだよ。

見分け方は簡単で、「成果物として何が残りますか」と聞くことです。研修型なら受講者の理解、伴走型なら社内で回る仕組み、構築型なら動くもの、運用代行型なら日々の成果物そのもの。ここが曖昧なままの提案は、あとで揉めます。

ここまでのまとめ

  • 支援には「研修型・伴走型・構築型・運用代行型」の4つがある
  • 同じ名前でも手を動かす範囲と金額の桁が違う
  • 見分ける質問は「成果物として何が残りますか」

「ChatGPT活用支援」を頼む場合も、中身はこの4つのどれか

ツール名がついていると別物に見えますが、分類は変わりません。ChatGPTに絞って「実際に頼めること」を 具体的に挙げると、だいたい次のあたりです。

  • どのプランを何人分契約するか——個人向けと法人向けでは、入力した内容の扱いそのものが変わります
  • 入れていい情報/入れない情報の線引きを決めて、1枚に落とす
  • 社内で共有する「頼み方」の型づくり——うまくいった指示文を、誰でも再現できる形に残す
  • よく使う作業を、毎回同じ品質で回せる形に整える

マル

「ChatGPTの使い方を教えます」っていう提案が来たら、それはどれになるの?

タイガー

それは研修型だね。悪いわけじゃないけど、終わったあとに残るのは受講した人の理解だけ。 「社内で回る形にしたい」つもりで頼むと、そこにズレが出るんだ。

プランによる扱いの違いはChatGPTに会社の情報を入れて大丈夫?に、 線引きのひな形は小さな会社の生成AI利用ルールにまとめています。

2. どれが要るかは、いまの段階で決まる

4つのうちどれを頼むべきかは、会社の状況でほぼ決まります。

  • まだ誰も触っていない → 研修型。まず触れる人を作る段階
  • 触っているが続かない → 伴走型。型づくりと定着が課題
  • やりたいことが決まっている → 構築型。作るものが見えている
  • 人手がそもそも足りない → 運用代行型。ただし依存には注意

マル

最後の「依存には注意」って、どういうこと?

タイガー

運用代行は楽なんだけど、やめた瞬間に元に戻るんだ。社内に何も残らないからね。悪い選択肢じゃないよ。忙しい時期を乗り切る、という目的ならむしろ正しい。ただ「AIを社内に定着させたい」という目的なら、型が残らない形は目的とズレる。

マル

目的しだいってことか。

タイガー

そう。どれが優れているという話じゃなくて、目的に合っているかどうかだけなんだ。

社内で回す前提なら、まず自分たちで何をするかを決めておくと、頼む範囲もはっきりします。最初の進め方は社内にAIを入れる最初の30日に、誰が担当するかはAI導入は誰が担当する?にまとめました。

ここまでのまとめ

  • 誰も触っていない→研修型/続かない→伴走型/作りたい→構築型/人手不足→運用代行型
  • 運用代行は「やめると元に戻る」。目的が定着なら型が残る形を選ぶ
  • 優劣ではなく、目的との一致で選ぶ

3. 外に頼んでも解決しないこと

正直に書きます。お金を払っても、外部が代わりにやれないことがあります。

外に出せる(道筋)

  • どの順番で進めるか
  • 何を測るか
  • つまずきやすい所の回避
  • 型づくりの整え方

社内に残る(判断)

  • どの作業を楽にするか
  • AIを使っていいという合意
  • 入れていい情報の線引き
  • 続けるかやめるかの決定
2外に出せる部分と、社内に残る部分。判断はどこまでいっても社内に残る。

いちばん大きいのは「うちのどの作業を楽にするか」の判断です。どの業務が本当に重いのか、どこを変えると現場が助かるのか——これは中にいる人にしか分かりません。外部が代わりに決めると、それらしいけれど誰も使わない仕組みができあがります。

もう一つが社内の合意です。「AIを使っていい」という空気がない会社に、外から仕組みだけ入れても動きません。ここは経営が引き受ける部分です。

マル

じゃあ、外に頼む意味ってどこにあるの……?

タイガー

遠回りを減らすことだよ。どの順番でやるか、何を測るか、どこでつまずくか——これは先に経験した人が知っている。判断は社内、道筋は外部。この分け方がいちばん早いんだ。

ここまでのまとめ

  • 「どの作業を楽にするか」の判断は外に出せない
  • 社内の合意形成も外部にはできない。ここは経営の仕事
  • 外に頼む価値は「遠回りを減らすこと」。判断は社内、道筋は外部

4. 頼む前に決めておく3つ

問い合わせる前にこれだけ決めておくと、話がまっすぐ進みます。

  • 目的——「AIを使いたい」ではなく「この作業を楽にしたい」まで具体化する
  • 期間——いつまでに何がどうなっていたいか。3か月なのか1年なのかで提案は変わります
  • 終わり方——支援が終わったあと、社内で回っている状態にしたいのか、継続して任せたいのか

マル

目的って、そんなにはっきり決まってないことも多くない?

タイガー

それでいいんだ。「決まっていない」とはっきり言うのも情報だからね。困っている作業を3つ挙げるだけでも、話は十分に進む。ダメなのは、決まっていないのに決まっているふりをすることだけだよ。

5. 選ぶときに見るポイント

支援先を比べるとき、コマルが大事だと思うのは次の2つです。

  • 自分たちで使っているか——日常的に使っていない相手の助言は、どうしても教科書的になります
  • 型を残してくれるか——「うまくいった頼み方」を社内に残す設計になっているか。ここが運用代行との分かれ目です

あわせて、入れていい情報の線引きの話ができるかも見ておくと安心です。この論点はChatGPTに会社の情報を入れて大丈夫?に整理しています。

まとめ

  • 「AI活用支援」の中身は研修型・伴走型・構築型・運用代行型の4つ。金額の桁も違う
  • 見分ける質問は「成果物として何が残りますか
  • どれを選ぶかは優劣ではなく、いまの段階と目的との一致で決まる
  • 判断は社内、道筋は外部。どの作業を楽にするかは外に出せない
  • 頼む前に「目的・期間・終わり方」の3つを決めておく

コマルはこのうち、伴走型と構築型を、自分でも日常的にAIを使いながらやっています。そのやり方の中身はAIで分身を持つAIの使用量が増える本当の理由に、隠さず書いています。

30分無料相談では、「うちはどの型が合っていそうか」「そもそも外に頼む段階なのか」から一緒に整理できます。まだ社内で何も決まっていない段階でも大丈夫です。

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