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Copilot追加契約は必要か、Microsoft365との境目

こんにちは、コマルです。よく聞かれる質問を順に答えます。今回のテーマは「Copilotは結局、追加でお金がかかるのか」です。Copilotという名前が複数の製品を指すという混乱についてはCopilotを会社で使うときに見落としがちな注意点で扱いました。今回はそこから一歩進んで、契約とお金の境目だけに絞って、2026年8月時点のMicrosoft公式情報をもとに整理します。

Q1. Copilotを使うのに、必ずMicrosoft 365への追加契約が要る?

要りません。copilot.microsoft.com で使う無料のCopilotは、サインインすら不要で誰でも使えます。Microsoft 365の契約とは無関係の、独立した無料ツールです。ただしこれはあくまで個人向けの入り口で、会社のファイルやメールにはつながりません。

Q2. すでにMicrosoft 365を契約しているなら、Copilotは追加費用なしで使える?

マル

うちはもうMicrosoft 365を契約してるんだけど、それならCopilotも追加費用なしでついてくるの?

タイガー

対象のMicrosoft 365ビジネスプランなら、「Copilot Chat」という範囲が追加費用なしで含まれているんだ。Microsoft公式もはっきり「Copilot Chatを使うのにMicrosoft 365 Copilotのライセンスは要らない」と説明している。

マル

じゃあ、有料のCopilotって何のためにあるの?

タイガー

そこが今日いちばん大事なところ。名前は似てるけど、無料で含まれる「Copilot Chat」と、追加契約が要る「Microsoft 365 Copilot」は別物なんだ。次のQで境目を見ていこう。

Q3. 無料の「Copilot Chat」と有料の「Microsoft 365 Copilot」、境目はどこ?

マル

その2つ、何が違うの? 見た目は同じような画面な気がするんだけど。

タイガー

Copilot Chatはウェブの情報が土台なんだ。アップロードしたファイルには答えられるけど、社内のファイル・メール・会議の履歴には自動ではつながらない。一方、有料のMicrosoft 365 Copilotは、Word・Excel・Outlook・Teamsの中身に直接つながって、社内の実データを読んだうえで答えたり、その場でファイルを編集したりできる。

マル

つまり、ウェブで答えられる範囲か、社内データまで踏み込むかの違いってこと?

タイガー

そのとおり。Copilot ChatでもファイルをドラッグしてアップロードすればOK、TeamsやOutlookで開いているメール・会議の中身を扱うところまでは無料の範囲でできる。でも「社内のあのフォルダ全部から探して」「Excelのこの表を自動で埋めて」となると、有料版が要る、というのが公式の線引きだよ。
Copilot(無料版)追加費用なし

契約不要・完全無料

個人向け。Web検索と自分のチャット履歴が中心。会社のファイルには触れない

Copilot Chat追加費用なし

対象のMicrosoft 365契約に追加費用なしで内包

Webが土台。アップロードしたファイルや、開いているメール・会議には対応

Microsoft 365 Copilot追加契約が必要

追加契約が必要(有料アドオン)

社内のファイル・メール・会議に自動でつながる。Word/Excel内での編集も可能

境目は「社内の実データに直接触れさせるか」。そこを超えると追加契約が必要になる。

1Copilotの3段階。無料のCopilot・無料内包のCopilot Chat・追加契約が要るMicrosoft 365 Copilot。2026年8月時点のMicrosoft公式情報をもとに整理。

Q4. 有料のMicrosoft 365 Copilotはいくらかかる?

2026年8月時点で、Microsoft 365ビジネスプランへの追加ライセンス(アドオン)として、年払いなら1人あたり月額¥2,698(プロモーション価格)、月払いなら1人あたり月額¥3,778です。すでにMicrosoft 365 Business Standard等を契約している前提で、この金額が上乗せになります。価格は改定が多いため、契約前に必ずMicrosoft公式の料金ページで最新値を確認してください。

Q5. 個人で契約しているMicrosoft 365 Personal/Familyでも同じ仕組み?

はい、考え方は同じです。個人向けのMicrosoft 365 Personal・Familyにも、追加費用なしでCopilot Chatの範囲が含まれます。ただし個人向けプランでは、デスクトップアプリでの利用がサブスクリプションの契約者本人に限られるなど、範囲がより限定的です。社員複数人で使うなら、個人向けプランではなく法人向けのビジネスプランで揃えるのが基本です。

Q6. Copilot Chatだけで足りるか、有料版に進むべきかはどう判断する?

マル

うちの場合、無料の範囲で足りるのか、有料にすべきなのか、どう決めればいいの?

タイガー

見るポイントは1つ。「社内の実データに直接触れさせたいか」だよ。ウェブで調べ物をしたり、貼り付けた文章を要約させたりするだけなら、Copilot Chatの無料範囲で十分足りる。

マル

じゃあ、有料が要るのはどんなとき?

タイガー

「WordやExcelの中で、社内のファイルを見ながらその場で編集させたい」「会議の議事録やメールを、社内の別の資料とつなげて自動でまとめさせたい」——こういう場面が出てきたときだね。まずは無料の範囲で数人が使ってみて、この壁にぶつかったら有料化を検討する、という順番がおすすめだよ。

Q7. GitHub Copilotもこの「追加契約」の話に入る?

入りません。GitHub Copilotはソースコードの入力補助に特化した、まったく別の製品・別契約です。今回はMicrosoft 365まわりのCopilotだけを扱っています。GitHub Copilotのデータの扱いについてはCopilotを会社で使うときに見落としがちな注意点のQ6で詳しく触れています。

Q8. 年払いと月払い、どのくらい差がある?

マル

年払いと月払いって、そんなに差があるものなの?

タイガー

今の価格でいうと、年払いは1人あたり月額¥2,698、月払いは¥3,778。年払いのほうが3割近く安い計算になる。ただし年払いは、途中で人数を減らしても翌年の更新まで契約が固定されやすいから、そこは天秤にかける必要があるよ。

マル

じゃあ、まずは月払いで試してみるのもあり?

タイガー

それが安全策。最初は少人数・月払いで試して、使い続ける手応えが出てから、人数を確定させて年払いに切り替えるのがおすすめの順番だね。

Q9. 契約を迷ったら、まず何を確認すればいい?

確認は3つだけです。①今使っている(使おうとしている)のは無料の範囲か有料の範囲かを特定する、②「社内の実データに直接触れさせたいか」で有料化の要不要を判断する、③年払いか月払いかは、まず少人数・月払いで試してから決める。この順番なら、いきなり全社分を年払いで契約して後悔する、という事態を避けられます。

1今使っている・使おうとしているのが、無料の範囲(Copilot/Copilot Chat)か有料の範囲かを特定した
2「社内の実データ(ファイル・メール・会議)に直接触れさせたいか」を確認した
3有料にするなら、まず少人数・月払いで試してから、年払いへの切り替えを検討する順番にした

3つとも確認できていれば、契約の判断で後悔することは少ない。

2有料のMicrosoft 365 Copilotに進むかどうかを判断する3つの確認。契約前にこの順番で確かめる。

9の質問を1枚で振り返る

  • 無料のCopilot(個人向け)と、Microsoft 365に無料で含まれる「Copilot Chat」は別物(Q1・Q2)
  • 境目は「社内の実データに直接触れさせるか」。触れさせたいなら有料のMicrosoft 365 Copilotが要る(Q3・Q6)
  • 有料アドオンは2026年8月時点で年払い月額¥2,698・月払い月額¥3,778(1人あたり・要最新確認)(Q4・Q8)
  • 個人向けプランにも無料範囲はあるが、複数人で使うなら法人向けビジネスプランで揃える(Q5)
  • GitHub Copilotは別製品・別契約で、今回の対象外(Q7)

まとめ:まず「無料でどこまでできるか」を確かめてから、有料を検討する

Copilotの契約で損をしやすいのは、「Copilotを入れる=追加契約が要る」と思い込んで検討をやめてしまうか、逆に必要性を確かめずに全社分を有料化してしまうかのどちらかです。実際には、すでにMicrosoft 365を契約しているなら、無料の範囲だけでも試せることが少なくありません。

まずは無料のCopilot Chatで、社内のどこまでが足りてどこからが足りないかを確かめる。物足りなさが「社内の実データに直接触れさせたい」という形で出てきたら、そこで初めて有料のMicrosoft 365 Copilotを検討する。この順番なら、必要以上にお金をかけずに済みます。

Copilotの製品名の混同についてはCopilotを会社で使うときに見落としがちな注意点、GoogleのGeminiを会社で使うときの設定はGeminiを会社で使うなら確認したい設定にまとめています。ChatGPTを含めて会社でAIを使い始める基本の流れはChatGPTを会社で使うには?、そもそも何から手をつければいいか迷っている方は中小企業のAI活用、何から始める?もあわせてご覧ください。

30分無料相談では、「うちの契約は無料の範囲で足りているか」「有料化するならどのプランがいいか」を、実際の使い方に合わせて一緒に整理できます。契約前に確認しておきたい方は、お気軽にどうぞ。


参考(一次情報):Microsoft Learn Overview of Microsoft 365 Copilot ChatMicrosoftサポート Microsoft 365のMicrosoft Copilot(無料)とCopilotの違いMicrosoft 365 Copilot 料金(日本)Microsoft 365 Copilot Pricing(米国)

※本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。プラン名・価格・機能は改定が多いため、実際の契約にあたっては必ずMicrosoft公式の最新情報をご確認ください。

この記事は、みなさんの“困る”を解決する猫の手「コマル」がお届けしました。 「うちの場合はどうなる?」は 30分無料相談 でどうぞ。