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Geminiを会社で使うなら確認したい設定——学習させない手順

こんにちは、コマルです。「Geminiを会社で使いたいけど、入力した内容が学習に使われる設定のままじゃない?」——そう思ったら、この記事の手順どおりに進めば5分あれば確認は終わります。ただし1つだけ、最初に確認することがあります。今使っているのが「個人のGoogleアカウント」か「会社のGoogle Workspaceアカウント」かです。ここを取り違えると、正しい設定画面にたどり着けません。

この記事は2026年8月時点のGoogle公式ヘルプセンター(Gemini Apps・Google Workspace管理者ヘルプ)の記載にもとづいています。画面の項目名や配置は改定されることがあるので、実際に操作する際は最新の画面をご確認ください。参照した公式ページは記事末尾にまとめています。

まず、自分がどちらのアカウントか確認する

マル

会社でGeminiを使ってるんだけど、「個人」と「会社(Workspace)」で何が違うの?

タイガー

見た目は似てるけど中身の扱いはけっこう違うよ。メールアドレスが @gmail.com なら「個人」、会社独自のドメインなら「Workspace」の可能性が高い。迷ったら情報システム担当に確認するのが確実だよ。
個人のGoogleアカウント自分の画面で確認
  • メール例:you@gmail.com
  • Geminiアプリの「アクティビティ」設定

自分でオフにする操作が必要(無料でもGoogle AI Pro/Ultraでも同じ)

会社のWorkspaceアカウント管理者の画面で確認
  • メール例:you@your-company.co.jp
  • 管理コンソールの「Geminiアプリ」設定

設定するのは社員本人ではなく管理者

1自分のアカウント種別によって、設定を確認する場所が変わる(2026年8月時点)。個人アカウントなら自分のGeminiアプリの画面、会社のWorkspaceアカウントなら管理者側の管理コンソール。

個人のGoogleアカウントの場合——4ステップ

マル

私は個人のGoogleアカウントでGeminiを使ってる。何をすればいいの?

タイガー

4ステップだよ。この操作をした時点より先の会話が、学習に使われなくなる。
  1. gemini.google.com にサインインした状態でアクセスする
  2. プロフィールアイコンから「設定とヘルプ(Settings & help)」を開く
  3. アクティビティ(Activity)」を選ぶ
  4. 上部のスイッチが「オン」になっていたらクリックし、「オフにする」または「オフにして削除する」を選ぶ
1
gemini.google.com にサインインしてアクセス個人のGoogleアカウントでログイン済みの状態
2
プロフィールアイコンを開く「設定とヘルプ(Settings & help)」を選ぶ
3
「アクティビティ(Activity)」を開く設定メニューの中の項目
4
スイッチをオフにする「オフにする」または「オフにして削除する」を選択。オフでも72時間は保持される
2個人のGoogleアカウントで、Geminiのアクティビティをオフにする手順(2026年8月時点)。Google公式ヘルプセンターの記載にもとづく。

マル

オフにしたら、もう何も残らないってこと?

タイガー

そこは早合点しやすいところでね。オフにしても、サービス提供や安全確認のために最大72時間はアカウントに保存される、と公式ヘルプに明記されている。「オフ=即座に消える」ではないんだ。

マル

72時間は残るんだ……。もう1つ気になってたんだけど、音声で相談したり画面を見せながら話す機能も、同じ設定でまとめて学習に使われないようになるの?

タイガー

そこは別トグルで分かれている。「音声やGemini Liveの映像・画面共有でGoogleサービスを改善する」という項目で、デフォルトはオフ。自分でオンにしていなければ心配ないよ。

保存期間(自動削除までの期間)は、アクティビティの画面から3か月・18か月(既定)・36か月・削除するまで保存、の中から選べます。Google AI Pro・Google AI Ultraのような有料プランを付けていても、これは「個人アカウント」の扱いのままで、設定を見る場所は変わりません。(Google AI Pro/Ultraは個人アカウント専用の有料プランで、会社のWorkspaceの契約とは別物です。)

会社のWorkspaceアカウントの場合——見る場所がまったく違う

マル

じゃあ会社のアカウントの場合は、同じ画面で同じスイッチを探せばいいの?

タイガー

それがよくある勘違いなんだ。Workspaceの学習設定は、社員の画面ではなく管理者が「Google管理コンソール」で組織全体に設定するもの。自分の画面をいくら探しても出てこないよ。

管理者(情報システム担当、または自分がオーナーの場合は自分自身)が確認・設定する手順は次のとおりです。

  1. admin.google.com の管理コンソールにログインする
  2. メニューから「生成AI」→「Geminiアプリ」を開く
  3. Geminiの会話履歴」のセクションで、組織全体、または部署(組織部門)ごとに有効・無効を選ぶ
  4. 有効にする場合は、保存期間(3か月・18か月・36か月)を選ぶ

マル

これ、有効にしたままだと学習に使われちゃうんじゃないの?

タイガー

そこがWorkspace版のポイントで、会話履歴のオン・オフに関係なく、会社の許可なしに学習にもレビューにも使われない——契約上の取り決めなんだ。個人版と違って、契約そのものが土台として守ってくれているよ。

マル

じゃあ何も気にしなくていいんだ、安心……と思ったけど、さっきタイガーが言ってた「落とし穴」ってこの話じゃないよね?

タイガー

鋭いね。一番の落とし穴は、社員が会社の仕事を、会社のアカウントではなく自分の個人アカウントで済ませてしまうこと。切り替わった瞬間、さっき説明した個人版の初期設定がそのまま適用されるんだ。

会社にGeminiの契約がない・使えるか分からない場合

管理者がGeminiアプリ自体をオフにしたままの会社は珍しくありません。その場合、社員は「会社のアカウントじゃ使えないから」と、悪気なく個人アカウントに切り替えて仕事を続けてしまいがちです。それが、さっきの落とし穴にそのままつながります。

マル

うちの会社、Geminiが使える設定になっているかどうか、どうやって確認すればいいの?

タイガー

管理者に「Geminiアプリはオンになっていますか?」と1行だけ聞けば十分だよ。Comaruでも、新しいツールを使い始める前はこの一言で確認しているんだ。

まとめ:まず「個人か会社か」、次に見る場所

Geminiを学習に使わせない設定は、個人のGoogleアカウントなら、自分でアクティビティをオフにする4ステップの操作が必要です。一方、会社のGoogle Workspaceアカウントなら、会話履歴のオン・オフに関係なく、契約上すでに学習に使わない・外部レビューをしない、という保護がかかっています。設定するのは社員個人ではなく管理者です。

この記事の要点

  • 最初に確認:ログイン中のアカウントは「個人」か「会社のWorkspace」か
  • 個人アカウント:Geminiアプリの「設定とヘルプ→アクティビティ」でオフにする(オフでも72時間は保持)
  • Workspaceアカウント:管理者が管理コンソールの「Geminiアプリ」で設定。会話履歴のオン・オフに関わらず学習には使われない契約
  • 最大の落とし穴は、会社の用事を個人アカウントでこなしてしまうこと

会社としてどこまでAIに入れてよいかを線引きしたい場合はAIに入れていい情報はどこまで?、社内ルールをA4一枚にまとめたい場合は小さな会社の生成AIルールをご覧ください。ChatGPTの学習オフ設定はChatGPTを学習しない設定にする、無料版の手順、もし誤って情報を入れてしまったときの初動はAIに情報を入れてしまった、と気づいたら最初にやることにまとめています。

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参考(一次情報):Gemini Apps Activity(Google公式ヘルプ)Geminiアプリのプライバシー(Google公式ヘルプ)Generative AI in Google Workspace privacy hub(Google Workspace公式ヘルプ)Turn the Gemini App on or off(Google Workspace管理者ヘルプ)

※本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。設定項目の名称・場所や各プランの既定は改定されるため、実際の操作前に必ず最新の公式ヘルプをご確認ください。

この記事は、みなさんの“困る”を解決する猫の手「コマル」がお届けしました。 「うちの場合はどうなる?」は 30分無料相談 でどうぞ。